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庚申街道を歩いてみました

  2026年04月03日

阿倍野の地図を見ていると、「庚申街道」という記述がみられます。

庚申街道を調べてみると

「庚申街道は、現在の大阪市東住吉区から平野区にかけて続く古い道で、地域の人々の生活とともに長い歴史を刻んできた街道です。名前の由来となっている「庚申」とは、中国から伝わった民間信仰のひとつで、60日に一度巡ってくる庚申の日に、人の体内にいる「三尸(さんし)」という虫が天に昇り、その人の行いを天帝に報告すると信じられていました。

そのため、人々は庚申の日には眠らずに夜を過ごす「庚申講」という集まりを行い、各地に「庚申塔」と呼ばれる石碑が建てられるようになりました。この地域にも庚申信仰の名残があり、その道筋が「庚申街道」と呼ばれるようになったと言われています。

現在では、地域の生活道路として親しまれながら、商店や住宅が立ち並ぶ昔ながらの街並みが残る道となっています。」

とあります。

そこで、阿倍野へ出かけた帰り道、庚申街道を通って地元まで歩いてみることにしました。

庚申街道のスタート地点は四天王寺にある庚申堂ですが、阿部野橋駅からスタートしてみます。

庚申街道は、近鉄とJRをまたいでいますが、近鉄部分に関しては、地下道を通るルートとなっています。

以前から奇妙に思っていた「庚申口」です。

「あべの橋駅東口」、「松崎口」との表記がありますが、こちらが「庚申口」になります。

すぐ横に、このような表示があります。

ここから南へ進んでみます。

予備校の前を通ります。

クランクを超えてさらに南下します。

右手には阿倍野高校の裏側が見えています。そしてさらに南下して松虫通を目指します。

松虫通を東へ折れます。

ここは交通量が結構あります。

そして東へ進みます。

阪神高速松原線の高架下を南へ折れます。

すぐの交差点を斜め左へ進みます。

道なりに進むと、古い町並みも現れます。

近鉄南大阪線の高架を超えます。

しかし、最初の掲示以外、庚申街道を示すような表示はありません。

川に塗値あたったところで南へ折れます。

遊歩道のようなところを通ります。

横の川では鴨が水浴びをしています。

南下していくと南港通りを横切ります。

しばらく行くと中井神社が現れます。

もうしばらく行くと

時々お世話になる酒屋さん、桑野酒店です。

こちらでは利き酒(有料)が楽しめるので、今回も楽しませていただきました。

喉が潤ったところで、再開します。

桑野酒店を出てすぐ、道標が現れます。

「はりみち」とあります。

ここ、「針中野」という名前の由来は、この地にある 中野鍼灸院 にあります。

中野鍼灸院は、平安時代の延暦年間(8世紀頃)に創設されたと伝えられる非常に歴史の古い鍼灸院で、

鍼の技術は代々「一子相伝」で受け継がれてきました。

弘法大師ゆかりの伝承も残り、江戸時代から明治にかけては「中野の鍼」として広く知られ、

遠方から多くの人が治療に訪れたと言われています。

大正時代、この中野家が鉄道会社(大阪鉄道・現在の近鉄南大阪線)の路線開通に尽力したことから、

その功績を称えて最寄り駅が 針中野駅 と名付けられました。

その後、大阪市の町名整理(1980年)により、駅名に由来してこの地域の町名も「針中野」と呼ばれるようになり、現在の地名として残っています。

そしてこの道標の「はりみち」は、中野鍼灸院を示しており、「でんしゃみち」は、今は無き南海平野線中野駅を示したものです。

南海電車に乗って、中野鍼灸院を訪れる人が多かった名残と言える道標が、この辺りには未だにいくつか見ることが出来ます。

そしてさらに南下していくと、昨年創立150周年を迎えた「南百済小学校」が現れます。

今の東部市場駅辺りに、百済からの足り人が住んでおり、その南に位置するのでこの辺りを南百済と呼んでいるそうです。

しかし、現在、南百済という町名はありません。

自分の小学校は、水泳の教育が非常に盛んで、自分が小学生の頃は、夏休み中も毎日学校で水泳の授業がありました。

そして、時々、対外試合のような形で南百済小学校へ訪れており、前を通ると懐かしさがよぎります。

そしてすぐ横には日露戦争記念碑と戦病死者碑が立っています。

更に南下していきます。

湯里住吉神社に突き当たりました。

ここに来るまでの道中で、「庚申街道」を確認できるような痕跡を見つける事は出来ませんでした。

庚申街道の探索は、今日はここで終了しますが、いずれは痕跡を見つけたいと思います。

製造部 青山

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