スタッフブログ
2025年12月11日この度、セレナ FC28 を新車登録以来、初めてユーザー車検で受験してきました。
ユーザー車検自体は4年ぶりで、前回は セレナ HFC26 での受験でした。

久しぶりの陸運局でしたが、メインの庁舎は建て替えられ、とても綺麗で近代的な設備になっていました。

一方、自賠責購入・重量税納付・車検手数料納付 を行う「近畿陸運協会 なにわ支部」は、以前のままの建物で、ここだけは懐かしさを感じました。

まずは庁舎の 自動受付機で受付 → 必要書類のプリントアウト を行い、陸運協会で

検査前に、いつもの テスター屋 で光軸調整などを済ませておきました。
(※テスター屋とは:車検前にライトの光軸・サイドスリップ・ブレーキ等を事前チェックしてくれる民間テスター場のこと)
テスター屋の方から
「4コースか5コースがいいんじゃない?」
とアドバイスされたので、並んでいる台数の少なかった 4コース に並ぶことに。

検査開始時間になり、検査員の方が事前検査に回ってくるのですが…
一向に自分の列に来ない。
他のコースはどんどん進んでいるのに、4コースだけ流れが悪い状態。
かなり待ったのち、ようやく検査員が到着し、事前チェックを受けます。
今回から OBD検査(車載式故障診断装置) が義務化されています。
● OBD検査とは
車のコンピュータに記録されている「故障コード(DTC)」を読み取り、
従来の排ガス検査に加えて、
「電子制御系の故障を見逃さない」 ために導入された仕組みです。
今回は事前に OBDスキャナーを購入してセルフチェック済み だったため、問題なしで無事クリア。
事前検査が終わり、あとはコースに入るだけという段階で検査員からまさかの一言。
「4コースで受験したことあります?
ここはプロ仕様で他より難しいですよ。
誘導はしますが、もし不合格なら別のコースに並びなおしてください。」
もう順番は目前。今さら移動できないので、そのまま挑戦することに。
4コースは大型車も通るコースのため、
設備が大きく迫力がありましたが、操作は普段と変わらない印象でした。

待ち時間こそ非常に長かったものの、肝心の検査はスムーズに進み、
特に問題なく一発合格。

新しい車検証を受け取り、無事に帰宅しました。


今回は数日前に バッテリー交換 をしていたため出費はありましたが、
その他の消耗品交換や整備は不要で、
総合的には低コストで車検を通すことができました。
製造部 青山