スタッフブログ
2025年12月05日うちの自家用車、セレナ(FC28)のバッテリーが弱ってきたため、交換作業を行いました。
某カー用品量販店で見積もりを取ったところ、工賃込みで 6万円超え。
さすがに高額だと感じ、今回も自分で交換することにしました。
近年はバッテリー規格も多様化し、アイドリングストップ車用やハイブリッド車用など、用途によって選択が複雑になっています。
慎重に調査した結果、互換に問題のないドイツ製ブランド VARTA(バルタ) を選択。価格は 約2万円 と、量販店の見積もりの1/3で入手できました。

今回は電子機器のバックアップ確保のため、メモリーキーパー(OBD2接続)を使用して作業を行いました。

まず、エンジンを停止し、5分以上待機します。
メモリー保護のため、OBD2ポートにメモリーキーパーを接続、車内の電子機器に電源を供給しておきます。


接続後、ドアを閉めて さらに5分待ちます。

5分以上経過後、ボンネットを開け、エアインテークを取り外します。

まず最初にマイナス端子を外します。プラスから外してはいけません。
マイナス端子を外したらプラス端子を外します。

バッテリーカバーを外します。
バッテリーを取り外します。(約20kgあり、かなりの重量)
新しいバッテリーを慎重にセットします。
バッテリーカバーを取り付けます。
プラス端子を締めます。
プラス端子もマイナス端子も、締め過ぎると破損する恐れがあり、締結トルクが定められているので、
トルクレンチを用意していたものの、指定の5N・m以下には設定できなかったため、
今回は「手ニュートン」で適切に締付します。。
マイナス端子も同様に締めます。
最後にエアインテークを戻します。

結構汚れているので、寒くなる前に時間を見つけて清掃したいです。
さて、ボンネットを閉じて作業終了です。

そして、猫がボンネットで戯れているようで、その跡が残っております。

ちゃんと作業できていたようで、エンジン始動もバッチリ。
ODB2スキャナーで電子制御系もチェックしましたが、どこも問題ありませんでした。
10分以内に作業終了予定でしたが、ちょこちょこ写真撮りながら作業していたら結局15分かかってしまいました。
あまりやらない作業でもあるので、思ったよりも時間が掛かりました。
作業時間も短く、経費もかなり節約できたので、良かったです。
しかしながら、もうバッテリーはへたらないで欲しいです。
さて、来週は車検を予定しています。
ユーザー車検のレポートも出来ればいいなと思っています。
製造部 青山