人生で一度は行ってみたかった軽井沢の大賀ホールに行ってきました。
ここは世界一音がいいと言われるホールで、元ソニーの社長大賀典雄が音楽ホールを建てる条件でご自身のソニー退職慰労金の手取り金額全額16億円を軽井沢に寄付して、それを元に建てたホールです。
ソニーは小さい頃から音楽が好きで、ウォークマンを肌身離さず持ち歩いてた私の中で非常に思い入れのある会社です。大賀さんはそのソニー代表した方で、当時本などを読んだ情報では非常にスケールの大きな方と個人的に感じておりました。ソニーに入社された経緯も面白いです。
大賀さんは東京芸大を卒業してバリトン歌手として一流の音楽家だったのに、下記の理由でソニーの社員として嘱託として雇われることになり、最終的にソニーの社長になりました。
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1950年、音楽学生だった際に東京通信工業(現:ソニー)が発売したG型テープコーダー(テープレコーダーのソニーの商標)で、音楽を記録した際の音質にクレームをつけに同社に訪れる。対応した井深大は大賀をあしらうつもりだったものの、テープレコーダーに対する高い知識に感心し、嘱託で勤務することとなった
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採用した井深さんも盛田さんも凄い人を見る目があるし、器の大きさに感心しました。
その後、大賀さんのおかげでSONYのロゴも作成され、インダストリアルデザイン(機能と製品の美しさを両立させるデザイン)を取り入れてソニーのオシャレなブランドイメージを作り、またウォークマンやMDも開発しました。はたまたプレーステーションの開発の元であるソニーコンピュータエンターテイメントまで創設するなどちょっと規格外の経営者でスーパーマンです。
真夏のカンツォーネ鑑賞後に大賀ホールをでたら横の公園に祭のヤグラがくんであり、地元の人にも愛されているホールなのだとあらためて感動しました。
アイボも可愛くなってきたので、これからもSONYファンでいたいと思います。
営業部HD