夏季休暇が終了する日曜の深夜。
嫁は夜勤で不在、お子達は全員寝静まっている。
明日は夏期休暇明けなので早めに出勤したいので、早めに就寝と思いつつも
翌朝の朝食の準備をしたり、なんやかんやで午前2時を回っていました。
洗濯機のスイッチを入れてから寝ようと思い、1階へ降りると、なにやらか細い鳴き声が寝室でするような気がする。。。
夜勤のため、誰もいない寝室に入る。
ここから、なにやらピヨピヨ聞こえてくる。。。
灯りを付けてみる。
なんかおる。
完全になんかおる。
なんか生まれてる。
そしてちょっとぐったりしてる。
孵化器の蓋を開けて取り出し、お布団の上に乗せてみた。
ソッコーでおしっこしましたが。
ヒヨコが誕生しておりました。
嫁と次女が、家族に無断で有精卵を購入し、ネットで孵化器を準備し、2週間ほど寝室で温めていた卵からヒヨコが孵化したという訳です。
この寝室は嫁と次女が使用しており、自分は使用していないのですが、なんか怪しいもんが置いてあるとは思っていました。
そして、まさか、嫁が不在の深夜に孵化するとは。
しかも、勝手に孵化させてる訳で、生まれたらどうするとか、何も知らされていません。
狭そうだったので、とりあえず孵化器からは出しましたが、何をする??
すぐにChatGPTを立ち上げ、ヒヨコが孵化したらどうしたらいいのか調べると
生まれたてのヒナは自分で体温調整できないので、35℃前後で温めて下さい、と。
あの、そんなもん無いんですけど。
幸い真夏で、室温は深夜でも30℃近い暑さですが、それでも5℃ほど低い。
孵化器にヒーターが着いており、その辺りの温度が33℃ほどあったので、そちらでお過ごしいただくことにしました。
生まれたてはこんな感じで濡れていて、いかにも弱弱しい感じですが
おそらく生まれて数時間経過していたのでしょう、気付いた時には毛は完全に乾いていてモコモコな感じでした。
孵化器の中は38℃以上あって、もし気付かずに朝まで放置していたら熱中症になっていたかもしれません。。。
生まれたののヒヨコにエサや水は不要との事でしたが、少しだけお水を用意して、寝ました。
午前3時ですが。。。
孵化したヒヨコを最初に取り上げてお世話をしたので、自分が名前を付けることにしました。
かわいく、大きく、おいしく育てよという願いを込めて
「ねぎま」
と命名しました。
成長したら、名前に恥じない立派なそれになってくれると思います。
がんばれねぎま。
他にもいくつか温めていたようですが、結局孵化したのはねぎまだけでした。
2匹目はテバサキ、3匹目はケンタと命名するはずでしたが、卵を孵化させるのは思ったよりも難しいようです。
そして、10日でこれです。
トサカになるであろう部分がもうはっきりとしてきました。
あっという間にニワトリになりそうです。
製造部 青山