多くのお客様にご好評頂いております各種電子部品のマーキング向けUVインキのSVHC対応に関しまして、第26次(2022年1月17日改定)までの適合状況が確認されました。
6月10日に追加された1物質を含む第27次にも引き続き適合予定ですので、規格確定と確認ができ次第発表致します。
SVHCとはこちら
弊社の電子部品のマーキング用UVインキは、長年のUVインキ開発の経験により、多くの版式や被印刷体への対応と、適正硬化が可能な最適な濃度と開始剤の設計により、印刷適性に優れ、耐熱性、耐溶剤性、接着性、低ハロゲン等の様々な適性を持ち合せており、アルミ電解コンデンサ、タンタルコンデンサ、回路保護素子、各種フィルムコンデンサー、IC(集積回路)のマーキング等で実績を伸ばしています。
また、新開発のUVエース 6900は、印刷適性、硬化適性、被膜適性、RoHS対応、SVHC対応に加え、従来は困難であったハロゲンフリーを達成(理論値)。更なる使い勝手の向上と品質・環境対応を実現しました。
現在の主要な電子部品用UVインキのラインナップと適性は以下の通りです。
これら以外にも多くの電子部品マーキング用インキの設定がございますので、ご不明な場合はお問い合わせください。
製品名 | 低ハロゲン | RoHS2.0 | SVHC適合 (26次まで)*1 |
意図的ハロゲン添加量(ppm)*3 |
UVエース N6 (受注終了) |
△ | 〇 | 300~600 | |
UVエース ZN/F B2 (受注終了) |
〇~△ | 〇 | 〇*2 | 0~300 |
UVエース LP N8 | △ | 〇 | 〇*2 | 200~500 |
UVエース LP N9 UVエース 6900 |
〇 | 〇 | 〇*2 | 0 |
*1:SVHCへの適合は、指定化学物質の含有量がSVHCが定める閾値未満であることとしています。
*2:27次にも適合予定ですが、規格が正式決定後のご案内となります。
*3:理論値
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久保井インキ株式会社
(ISO9001、ISO14001、プライバシーマーク認証取得済み、SONYグリーンパートナー)
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